20%の企業が未加入

2016/04/28 (木) 15:16 | Blog, 保険関係

 

30

2016年から企業が従業員に付保する医療保険が強制になりました。

先日の保険会社からの統計資料に寄りますと、未だにフランス全企業の20%前後の企業が、この新しく強制になった医療保険に加入していないとの事。

加入していない場合、以下のようなリスクが考えられます。

A 従業員が支払った実費医療費の全額会社負担
B 社会保障局・労働監督局の監査があった場合、追徴金の支払い
C Bで不加入が分かった場合、全てに面で監査が厳しく行われる

上記で一番キツいのが”C”ですね。「医療保険強制」は、ホットな話題ですので、間違いなく監査のときの一番最初に加入の有無を確認されると思います。そこで加入していない事が発覚すると、他の事に関する監査も厳しくなり、重箱の隅を突っつくような監査になる事が十分に考えられます。

また、2016年以前から会社契約のMutuelleに加入していた企業の方も、現状の補償内容を新しい補償内容に合わせる必要があります。一部補償の上限が設定されましたので、現状補償を下げなければならず、従業員からの大きな反発が予想されます。

まだMutuelleに加入されていない企業の方、新しい補償内容と現状の補償内容がどのような関係になっているか疑問をお持ちの企業の方、是非とも弊社までお問い合わせください。

「今日の一句」

“仏監査 いつ来るのかは 宝くじ”
ツイートツイート

«

»


Write a comment