イスタンブール/ジャカルタ/アフリカ中西部でIS・アルカイダが関係しているテロが発生しています。フランスも未だに厳戒態勢が敷かれていますがが、世界中どこでもテロが発生してもおかしくない状況です。

フランスの各種保険の保険料には、元々「テロ税」が加算されていましたが、年明けと共にいきなり住宅保険のテロ税がアップされました。金額にするとわずか1 Eurosですが、アップ率で計算すると30%です。昨年までのテロ税は、3.3 Eurosでしたが、2016年度のテロ税は、4.3 Eurosです。フランスでは、住宅保険の最低補償部分が強制加入になっています。フランスには、約2500万件の住宅がありますので、今回のテロ税アップで約2500万Eurosの税収アップです。当然このテロ税は「目的税」ですので、テロで被害にあった方々のためのみに使われます。

フランスは、この「目的税」が得意と言うか好きで、各種あります。また、必要とあれば新しい目的税が新設されますし、今回のように税率がいきなりアップされます。この辺りのフランス政府と言うかフランスの政治家の動きは非常に早く、必要があるのに中々動かない日本政府・日本の政治家に見習って欲しい部分です。

「今日の一句」

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