AI 翻訳の実力と将来

2021/04/02 (金) 09:29 | Blog, 保険関係, 雑感

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先日、在仏日本商工会議所主催の「AI翻訳の実力と将来 ~コンピュータはTOEIC900点~」のNETセミナーに参加させていただきました。講師は、国立研究開発法人・情報通信研究機構の隅田英一郎氏でした。

恥ずかしながら今まで、AI翻訳に関する基礎知識を全く持ち合わせていなかったものにとって、「目からウロコ」の情報・知識が満載のセミナーでした。
そのセミナーで新しく学んだ私の記憶に残ったことを箇条書きにしてみます。

* AIの基礎知識は人間の知識である
* AIは人間が手作業で作る
* 人間が入力したAIの基礎知識同士を縦横無尽に
  繋げるソフトが不可欠
* 「AI翻訳も間違える」と思って利用すれば利用価値大
* 短文の翻訳ならば十分にビジネスレベル
* ”SVO”より”SOV”の言語のが多い
* 「SVO同士・SOV同士」の方がAI翻訳に適している
* 日本でAI翻訳を開発していた

昨年秋に弊社が商品をセットアップし販売を開始しました、「フランスへの留学生の為の特別Mutuelle(医療保険) AI ETUDIENT」は、全世界からフランスにくる留学生が販売対象なので、日英仏語の販売HPを用意しました。以下が作成した日英仏語のHPです。

https://www.etudiant.assets.fr/

この時の翻訳は、日本語をベースとしてそれから英仏語に訳しました。その時にちょっと利用したのがドイツ系のAI翻訳ソフト「DeepL」です。日本で既に「みんなの自動翻訳@TexTraR」がこれほど開発されているとは、全く知らなかったのでドイツ系の「DeepL」を使いましたが、知っていれば日本の「みんなの自動翻訳@TexTraR」を使いたかったですね。当然の事ながら、日本語に関する事ならドイツ系の「DeepL」よりは、日本の「みんなの自動翻訳@TexTraR」の方が数段優秀だと思いますから。

今までAIというと、何か「コンピューターのバケモノ」のように思っていましたが、今回のセミナーで「結構人間臭いところもあるな」と言うことに気づかせていただきました。

少しAIを身近に感じることが出来ました。

今日の一句

AIよ ”月が綺麗”と 訳せまい
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