知恵袋ブログ

ラーメン滑走路

2018/10/22 (月) 13:59 | Blog, 保険関係

ラーメン

既存のお取引先へのご挨拶と将来の種蒔きの為に、福岡に来ています。

福岡空港内に「ラーメン滑走路」という全国の有名ラーメン屋さんが軒を連ねる、小さな路地があります。出店しているラーメン屋さんは、福岡を始めとして北海道・山形・東京そして大阪です。

生粋の麺喰いとして素通りするわけには行きません。お昼過ぎの到着しましたが、お昼をまだ食べていませんでしたので、福岡のトンコツ系ラーメン3店の比べ喰い。トンコツ系ラーメンを十分に堪能することが出来ました。

博多っ子は、とても美味しいラーメンがこんな価格で食べれるなんて、本当に幸せですね。パリでこの値段であったら、毎日食べに行ってしまいそうです。

「今日の一句」

ラーメンを ズズッと喰らう 幸せよ
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スイスのシングルモルト

2018/10/16 (火) 13:01 | Blog, 保険関係

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これから日本への出張です。
この数年引っかかっていた案件の最終調整。

今は秋の観光シーズンなのか、日本行きのチケットが非常に取りにくくなっています。その為、今回の日本への行きのチケットは、スイスエアーでチューリヒ経由。初めてスイスエアーで日本まで行きますので、「大丈夫かな、どんななんだろう。」と期待半分・心配半分。

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しかし心配は、乗り継ぎのチューリッヒラウンジでほぼ払拭されました。ラウンジの中に”Whisky Club”があり、世界中の200種類以上のウイスキーの飲み比べができます。200種類以上あるウイスキーで、何を飲んだら良いのかただのノンべーの私には到底分かりませんので、Whisky Clubのバーマンに「あなたのおきにいりのウイスキーを。」と質問したところ、「私にはお気に入りはありません。お客様がどんなウイスキーが好きなのか、そしてどんなウイスキーを飲んでみたいのか、おっしゃっていただければ、私の知識の中で一番のものを選択いたします。」と超カッコいいアドバイス。ウイスキーのプロで知識がないと言えない言葉ですよね。ということで「珍しいシングルモルトを。」とお願いしたところ、写真のスイス製のシングルモルトをオススメしてもらいました。

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バーマンの受け売りですが ——

1999年までスイスでは酒造法の縛りで、ウイスキーの製造ができませんでした。1999年に酒造法が改善(?)され、ウイスキーの製造が開始されました。写真左は、インターラーケンの高地で水も含めた現地調達の原材料で仕込まれた、世界最高地で生産されているウイスキー。右側は、最終の樽詰めにワインのピノ・ノアールが製造された樽を使い、ピノの香りがする飲みやすいウイスキー。
まだまだ若いのに両方とも質の高さにビックリ。これから長い年月の貯蔵をへて、どこまで美味しくなるのか、楽しみなスイスウイスキーです。

今回は、スイス製ウイスキーのことで話の花が咲きバーマンから色々と面白い話を聞くことができました。次にこの”Whisky Club”に来た時には日本のウイスキーを注文し、スイスのウイスキーのプロから日本のウイスキーについてどう思っているか、忌憚のない話を聞き出そうと思っています。

「今日の一句」

アルム爺も 飲みたかったでしょ スイス製
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大自然災害

2018/10/16 (火) 08:59 | Blog, 保険関係

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迷走台風12号が通常の台風の進路とは逆に、紀伊半島東側から上陸し瀬戸内海を東から西へ通り抜け、九州北部から南部に南下し、屋久島付近で1回転のひねり技を見せ西に進路を取っています。
先日、西日本豪雨による大きな災害が会ったばかりなのに、台風12号がどれだけの新しい被害を西日本にもたらしたのか、本当に心配です。

ここ10年の水害の被害金額が大きかった年は ——

1 2011年 7290億円 (福島の津波被害は除く)
2 2017年 5310億円
3 2016年 4620億円

です。2018年の被害金額は、2011年を超えそうな勢い。西南諸島では、気温・水温共に高くなっており大気の状態も非常に不安定で、いつ新しい台風が発生してもおかしくない状態とのこと。新たな台風など発生せずに、被害がないことを祈るのみです。

世界的な異常気象のせいか、フランスでも毎年のように1年を通して豪雨・突風による自然災害が発生しています。フランスで大きな自然災害が発生した場合は、保険の支払いは次のように処理をします。

国が大自然災害(CAT/NAT)と指定した場合
免責金額を国が決定し、それに従って保険会社は
保険料を支払う
免責金額、保険で支払われなかった災害そして
未保険者への救済は、国のCAT/NAT基金から支払う
CAT/NAT基金は、フランス全ての財物保険の
保険税でまかなわれている

CAT/NATと指定されない災害は、通常通りの支払い

CAT/NATの保険税は、広く国民と会社から徴収されています。全ての個人の住宅保険には、約700円/ 年、そして会社の財物保険には、保険料の10%前後の税金がCAT/NAT基金の為に徴収されています。

日本にはまだこのような税金・基金はないと思いますが、これから大自然災害が頻発することを考えると、被害にあった全ての国民の救済と保険会社保護の為に、創設してもいいのではないかと思います。

CAT/NATは、”CATastrophes NATurelles“の略語です。

「今日の一句」

お巡りさん 逆走台風 捕まえて
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求人 大募集 !!!

2018/07/13 (金) 15:44 | Blog, 保険関係

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求人大募集です。
次の二つのポストで人を探しています。

1 正社員CDI (週39時間勤務) 1名
要労許、学生・ワーホリ、パックスビザ不可
ビジネス仏語必須、英語が出来れば尚可
業務内容 : 保険一般業務

2 CDD (週10-15時間勤務) 1名
学生・ワーホリ・パックスビザ可
業務内容 : HP・SEOのメンテナンス

興味のある方は、1・2のどちらに応募するか明記の上、日仏語手書きの履歴書と志望動機書を弊社までお送りください。

ご質問などありましたら、私まで電話・メールでご連絡ください。

 

「今日の一句」

CVに 一期一会の 想い込め

 

注 : “CV”は、履歴書の仏語略語です。

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赴任前後の自動車保険

2018/06/15 (金) 13:04 | Blog, 保険関係

 

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在仏日本商工会議所のHPに「赴任前後の自動車保険」のコラムを寄稿いたしました。

 

「赴任前後の自動車保険」

 

このコラムは、以前寄稿しました、「フランスの自動車保険」と対になっています。

私が赴任した時(と言っても30年前ですが)、中断証明などはありませんでした。それを思うと日本の保険会社もお客様のことを考慮して、新しいシステムを導入しています。
確か10年ぐらい前ですが、外国の保険会社の事故履歴証明書を利用できる保険会社が日本にあるか調べたことがありました。その時は、「ゼロ」でした。今回調べたところ、新たに自動車保険に参入した2社から「利用可能」と回答をいただきました。これもこれから利用できる会社が増えるといいんですけど、どうなることか ???

「今日の一句」

少子化に 草食男子 自動車減
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パリで再度のテロ

2018/05/21 (月) 22:22 | Blog, 保険関係, 雑感

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5/12土曜日の午後9時頃、パリのオペラ界隈弊社の事務所から歩いて2分のところで、テロが発生しました。
チェチェン系フランス国籍の若者がナイフで無差別に通行人に切り掛かり、一人がお亡くなりになりました。犯行後ISから犯行声明がありましたが、犯人はその場で警察に射殺された為、ISとの関係は現在調査中です。
犯人は、フランス警察のテロ関係者の危険者リストに載っていましたが、テロの犯行を防ぐことができませんでした。これからどのように危険者リストに記載されている人を管理監督していくか、議論されていくと思いますが、このような単独犯のテロを防ぐのは、ほぼ不可能でしょう。

この犯行があった通りは、近くの地下鉄の駅から事務所までの通勤路でした。土曜日ではなく平日でしたら、丁度帰宅途中で通りかかっていた時間ですので、テロに遭遇していた可能性も十分にありました。

世界中どこでも大掛かりなテロ、そして今回のような単独犯のテロが発生してもおかしくない時代となってしまいました。どのように気をつけたらよいか分かりませんが、皆様十分にお気をつけください。

「今日の一句」

おゝ神よ パリの新緑 血に染まり
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フランスの自動車保険

2018/04/13 (金) 14:54 | Blog, 保険関係

 

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在仏日本商工会議所のフランス生活お役立ちプチ情報欄に、「フランスの自動車保険」の情報を掲載していただきました。上記写真または下記をクリックしていただくと、記載記事のページを見ることができます。

 

「フランスの自動車保険」

 

一番大切なことは、自動車安全運転センターなどが発行する「無事故証明」と保険会社が発行する「等級証明」を間違えないことです。これを混同し保険料の計算されてしまった場合、最悪保険金の支払いが拒否されてしまうことがあります。

「今日の一句」

証明書 無事故ではなく 等級を
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AFの信じられない神対応

2018/03/12 (月) 17:03 | Blog, 保険関係

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AFの信じられないような神対応を経験 !!!

久々のタイ出張にAFで券を取りました。その日にAFがストをするという情報は事前に入手していましたが、通常長距離の国際線はほとんどストの対象にならないので、当日朝まで気にしませんでした。
ところがどっこい、当日朝のTVニュースで今回のAFのストは大々的で、国内線はほぼ100%、ヨーロッパ線が70-80%、そして長距離の国際線も50%が決行とのこと。
すぐにNETで調べたところ「ビンゴ !!!」、私のタイ行きの便はスト便に決定されていました。どうしたものかとAFのNET情報を確認していると、AFからのSMSが送信されて来ました。そして「あなたのバンコク行きAFはキャンセルになりましたが、同日のタイ航空の席を確保しました。ご心配なく !!!」との内容。

飛行場での対応もスムーズで、タイ航空のチェックインカウンターの職員とAFのストについて、笑いながらちょっと愚痴を言いチェックイン。無事にバンコクに到着し、屋台のバッタイをツマミにタイの風習に従い、ビールに沢山の氷を入れて飲んでいます。

この対応は、神対応というよりただ単にAFがストに慣れているだけなのかもしれませんが ——

「今日の一句」

頑張って !!! やればできるじゃん AFさん
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フランス 大雪

2018/02/15 (木) 06:27 | Blog, 保険関係

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洪水の次は、大雪です。

上記は、雪による災害警告図。緑色が「危険度1」、黄色が「危険度2」、そしてオレンジ色が「危険度3」で、フランス全土に警告が出されています。パリ近郊は、パリ市内も含めて全てオレンジの危険度3です。

昨日昼ごろから降り出した雪は、次の写真のように一夜でパリ一帯を雪景色にしてしまいました。日本でしたら学生も会社員も無理して学校・会社に行くのでしょうが、フランスはすでにほとんどの学校が休校。そして今朝のTVで内務大臣が「無理して会社に行くのはやめましょう。家でゆっくりしてください。」と全国民に向かってアドバイス。流石、フランスです。

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雪はもう降らないようですが、これから週末に向けて気温が氷点下になります。道路が一面アイスバーンになりスリップ事故が多発します。運転される方は、十分にご注意ください。

「今日の一句」

大雪が 世界周遊 旅行中
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セーヌ 洪水

2018/02/01 (木) 10:52 | Blog, 保険関係, 雑感

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セーヌ川の増水によるパリの洪水の危機が続いています。

秋口から晴れ間が少なく、雨が異常に多いと感じていましたが、セーヌ川の増水としてそれが現れてきました。上記写真は、普通ならばセーヌ川沿いの自動車道からエッフェル塔が眺められるフォトジェニックな場所ですが、完全に自動車道が冠水し通行止です。国鉄・地下鉄の一部路線が冠水の危険性がある為に運行を取りやめていますし、ルーブル美術館も展示の低層部分を閉鎖しています。

パリは、盆地の真ん中にありますので、元々洪水の危険性が高く10年に1度ぐらいは今回程度の増水が発生しています。ただし、あまり報道されていませんが、パリの洪水を防ぐためにセーヌ川の上流、パリの東部・南部地域に非常に大きな犠牲を払わせています。パリでの被害を防ぐ為に、パリ東部・南部にある数カ所のセーヌ川水位調整ダムを順次閉めて、パリの水位が上がらないようにしています。その代わり水位調整ダムの上流では洪水発生。今回の増水でもこの地域の広い範囲で洪水の被害が発生しており、弊社のお客様からも洪水被害の報告があります。

パリの街を守る為・より多くの人が被害に遭わない為・洪水の被害金額を低く納める為に、パリの東部・南部の方々が被害を被る。東京都内の洪水被害を防ぐ為に三多摩を犠牲にする、横浜で言えば横浜の政治経済の中心である中区・西区を守る為に横浜の下町の南区(私の実家はココ)の大岡川を氾濫させる、です。日本では、中々理解を得られないと思いますが、フランス・パリの昔々からの決断であり決定事項です。

このような決定をしなければならないことを「トロッコ問題」と言うそうです。

簡単に説明すると ——
「大きな被害を防ぐ為に小さな被害を発生させてもいいのか」です。

この「トロッコ問題」は、今話題になっているAI自動運転にも深く関わってきます。AI自動運転になったとしても事故がゼロになることは絶対にありません。自動運転のAIがトロッコ問題を判断しなければならないケースが必ず出てきます。この究極の選択をどうするか、フランスの政治家・政府・メーカーは即断しそうですが、日本の場合は3者間の堂々巡りの話し合いになり、結論が中々出てこないのが今から目に浮かんでしまいます。

 

「AI自動運転時のトロッコ問題」

 

日本の政治家・政府・メーカーがAI自動運転のトロッコ問題で悩んでいる間に、欧米中にAI自動運転の主導権を持っていかれなければいいのですが ——

「今日の一句」

AIで AI(逢い)に行ったが AI(愛)されず
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